目薬の添加剤はたくさん種類があります。
いつも分からなくなるので、代表的な添加剤の種類や役割について、簡単にまとめてみました。
添加剤の種類としては、大きく分けて7種類あります。
それぞれの機能についてはこんな感じです。
防腐剤は、微生物よって目薬が汚染されるのを防ぎます。
【主な防腐剤】
など
安定化剤は薬が分解されたり酸化しないようにする機能を持ちます。
【主な安定化剤】
など
懸濁化剤は物理的な安定性を保つために使用されます。
【主な懸濁化剤】
など
粘稠剤は、少しとろみをつけて目にとどまりやすくするために使います。
【主な粘稠剤】
など
緩衝剤はpHの変化を防ぎます。
pHの変化を防ぐことにより、薬液を最適なpHにします。
【主な緩衝剤】
など
涙の浸透圧に近づける目的で使います
浸透圧が涙に近づくことにより、点眼時の不快感が軽減します。
【主な等張化剤】
など
可溶化剤は、有効成分を溶解させる目的で使います。
有効成分が水に溶けにくい場合に使われることが多いです。
【主な可溶化剤】
など
先発品と後発品では、使われている添加剤が違うことがあります。
ジェネリックは先発品と添加物が違うことをウリにしていること多いです。
そのため、先発品からジェネリックに変えて不快感・違和感を患者が訴えるようであれば添加物を疑うのが正攻法かなと思います。
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