突然ですが、薬の名前についているアルファベットの意味って気になりませんか?
XRとかRMみたいなやつ。
ね、気になりますよね。(強引)
僕みたいに気になるみたいな人もいると思うので、代わりに調べてみました。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいませ。
結論からいうと、薬の名前についてるアルファベットは、その薬の特徴を表しています。
効果が長く続く薬には、以下のようなアルファベットがつくことが多いです。
由来:Sustained Release
意味:持続して放出する
【SRがつく薬の例】
由来:Long Acting
意味:長く効果が続く
【LAがつく薬の例】
由来:Controlled Release
意味:放出をコントロールする
【CRがつく薬の例】
由来:Long acting
意味:長く効果が続く
【Lがつく薬の例】
由来:Retard
意味:(放出を)遅らせる
【Rがつく薬の例】
由来:Extended Release
意味:長く続く
【XRがつく薬の例】
口の中で溶ける薬(口腔内崩壊錠)には、以下のようなアルファベットが使われます。
由来:Orally Disintegrating
意味:口で崩壊する
【ODがつく薬の代表例】
由来:Disintegrating
意味:崩壊する
【Dがつく薬の代表例】
由来:Rapidlly Melt in Mouth
意味:すばやく口で溶ける
【RMがつく薬の代表例】
由来:Rapid Dissolution
意味:すばやく溶ける
【RPDがつく薬の代表例】
他にもアルファベットがついている薬がたくさんあるので、調べたものをとりあえずメモしておきます。
由来:Enteric
意味:腸溶性(腸で溶ける)
【ENがつく薬の代表例】
由来:Half
意味:半分
【HAがつく薬の代表例】
由来:Thermosetting Gel
意味:熱応答性ゲル
【TGがつく薬の代表例】
*熱応答性ゲルは、体温でゲル化して目にとどまるという特徴があり、長時間の作用を期待できる
由来:Unit Dose
意味:ユニットごとに使う(使い捨てタイプ)
【UDがつく薬の代表例】
由来:Transdermal Therapeutic System
意味:経皮吸収型製剤(皮膚から薬が吸収される)
【TTSがつく薬の代表例】
由来:Easy to Swallow
意味:簡単に飲み込める
【ESがつく薬の代表例】
薬の名前についているアルファベットの意味まで分かると、その薬の特徴を覚えやすいですね。
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